チームパンダの「ハナウタからはじめる DTM入門」

このブログでは 音楽は経験あるけどパソコンとか苦手で…とか パソコンをつかわずにデモ音源とか作品を作ってみたいんだけど…とか そんな感じの方に分かりやすい感じで 音楽制作やその周辺にまつわるあれこれを お伝えしていければな~と思っています。

DTMやってみよう!punkchoとchiaki.の音楽問答

なぜDTMをするのか。スティーリー・ダンと僕らの唯一の共通点。

f:id:pandatones:20180622125234p:plainツヨシもちあきちゃんもDTM沼にこれからずぶずぶと入っていくと思うねんけど、そもそも、なぜDTMなのか?
DTMでなければいけない理由はあるのか?
みたいなことをね、話さなきゃイカンと思うわけです。

 

f:id:pandatones:20180622220606p:plain正直、DTMでないといけない!という理由は今の所ないんですよねー。
ただ、興味があるのと、一人で音楽を作ることができたり
自分の可能性が広がるんじゃないかなーというところ!



f:id:pandatones:20180630134252p:plain.。oO(ツヨシはバンドのレコーディング前でナーバスになっており今回もお休みいたします。)


f:id:pandatones:20180622125234p:plainでた!神経質キャラ笑
レコーディング前のお約束ですな。わかりみわかりみ。
では、まくらはこの辺で。




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みなさんはスティーリー・ダンってご存知でしょうか?




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そう、これね。

 

って、ちがーう!!
これはジョジョ第3部のキャラ。
僕が言いたかったのはこっち。

 

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完璧なサウンドをこだわってこだわりぬくミュージシャンです。
日本で言うと山下達郎さんとかキリンジさんとかそのあたりが近いものを持っているような気がします。
もうね、完璧なサウンドなんですよ。
アレンジも、演奏も、ミックスも、何もかもがパーフェクト。


ゲストミュージシャンも一流どころばっかりで
この曲は7分位からスティーブガットの怒涛のドラムが聴けます。



で、なぜ彼らがここまで完璧なサウンドを収めることができたのか。
それはですね、
レコーディング・スタジオをあらかじめ1年くらいおさえて
そこで何テイクも録音しなおしているからだそうです。


時間にしばられながら
焦って録音するんじゃなくて
納得いくまで何度も何度も
何日も録音するっていう話を聞いたことがあります。



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f:id:pandatones:20180622125234p:plain.。oO(これは僕の母校のスタジオ。懐かしい。昼休みにここでAKIRAのサントラ大音響で聴いたなぁ。よき想いで。)



バンドでレコスタに入ったことがある方はわかるかもですが
練習用のスタジオと違って
レコスタの設備はハイクラスで エンジニアさんもいてる。
そのかわりレンタル費用もかなりお高く付きます。


ましてやプロクラスのレコスタを1年もおさえるなんて
とてもじゃないですが僕らアマチュアミュージシャンには無理な話ですよね。




ところが
DTMだったら
ぼくらも!
スティーリーダンみたいに!
なれるっていうじゃあないですか!!!

 

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f:id:pandatones:20180622220606p:plain.。oO(私、ジョジョは読んでないんですけど
荒木飛呂彦氏の博識がわかるすごい一コマですな…)

f:id:pandatones:20180622125234p:plainふむふむ、それはタロッティストとして「このコマすごい!めっちゃ分かってるやん!」みたいな事?


f:id:pandatones:20180622220606p:plainそうそう、ジョジョってタロットネタ多いの?
音楽にも占いにも明るいって引き出し多いね。。
というか、ミュージシャンや芸術家がタロットや魔術に傾倒するのって多いのね。
(…という話はおいおいまた番外編でやろう…)




つまりですね。
僕らはスティーリーダンみたいに1年もレコスタを予約することはできないけど
自宅に自分好みのレコーディングシステムを用意していれば
1年と言わずもう、ずっと、
思いついた時に納得いくまでレコーディングできるんです。


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.。oO(家からどんどん出られなくなるやつやん…)


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そういえば、むかしツヨシがずっと部屋にこもってるなと思ったら
どえらい曲仕上げてきたことがあったわ。
AbletonLiveっていうDTMのソフトをつかって曲作りをしていた時期があって、
ミュージックコンクレート的な「浴室」っていうエクスペリメンタルで
ノイズないかれたいかした曲つくってはりました。
ネット上にアップしてたりしないのかな?

 

f:id:pandatones:20180630134252p:plain.。oO(ツヨシはバンドのレコーディング前でナーバスになっており今回もお休みいたしておりますゆえ。)


f:id:pandatones:20180622220606p:plain今日も浴室にこもりジョアンジルベルトのようにガットギターの録音をしている・・・わけではないのね。



話それすぎやろ(笑)
まぁ、ぼくらもスティーリーダンと同じように時間に縛られず、
思いついた時に好きなだけ曲作りに専念できる。

これが、僕らがDTM、つまり卓上の音楽制作環境をつくる意味なんじゃあないでしょうか。



一昔前のDTMシステムといえば
パソコンはアップル社のマッキントッシュが必須で
ミキサーやスピーカーなどの高価な周辺機器も買い揃えて
って感じでわりと気合が必要でした。

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f:id:pandatones:20180622125234p:plain.。oO(往年のパワーマック。僕の初めてのデスクトップマッキントッシュはこいつでした。
懐かしい。よく爆弾マーク出てたわー)



でも、今はDTMをする環境も整ってきてまして
macがなくてもウィンドウズでも(linuxでもラズパイでも)DTMはできるし
ipadとかのタブレットでもできるし
やろうと思えばiphoneでもできなくないです。

また、パソコンやタブレットをつかわずに
ハードディスク・レコーダーっていうカセットMTRみたいな機材もあります。
これだとタブレットもパソコンもなくても音楽は作れます。




昔に比べると初期投資は低く始められるので
とっても良い環境になってきたなぁと思います。


というわけで、今回はDTMってそもそも何のために必要なの?ていうか必要ないんじゃない?という方のために「DTMがあれば君もスティーリー・ダンになれるんだよ」と言う事をお伝えしたかったわけです。


では、次回は実際にスタイル別にどんな機材が必要なんじゃろか?みたいな話をしてみたいと思います。
ちゃんと本題にたどり着けるかしら笑