DAWにしかできない、DAWだからできる事をやる。
ども、punkchoです。
BY THE WAY
とつぜんやけどさ、DTM=コンピュータ音楽、テクノ、EDMではないよね。
道具としてコンピュータはつかってるけど、DTMだからコンピュータミュージックをしなきゃいけないってのは違う気がするし、そこに縛られる必要はまったくなくないですか?
ほら、まずさ、
自分が表現したい音楽はどんなのか?が大切でしょ?
僕は民族音楽が好きで若い時はちょっとだけインドの太鼓(タブラ)を習いに行ってたりしました。
バンドではベースを弾いててファンクやアシッドジャズが好きで、今はドラムを習いに行ってるんですけどファンクドラムを叩いてるときがやっぱり気持ちいいし、シンセが好きなのでテクノも聴くし、エレクトロニカ、電子音響も好きです。
まぁ、これを一つにまとめるとYMOって事になるのですけどね(笑)
おっさんになってもかっこいいですね~
さて、
自分が表現したい音楽のなんとなーくの方向性があるとして、それを自宅録音で再現するときに「どんな方法で実現すればいいのか?」ってのは常に考えている必要があると思います。
人にもよるけど、作曲するときって、ピアノ弾きながら鼻唄歌って「だいたいこんな雰囲気で~」って感じで曲をイメージすると思うんです。
実際にいろんな音を鳴らしながら試行錯誤した方がわかりやすい時ってあるじゃないですか。
最初から楽譜に書いていったりするのも曲作りとしてはアリですが、楽器や体を使って、実際に(フィジカルに)感じる!ってのが大切なんじゃあないですかね。
そう、それが今日のテーマです!
でね、「体を使って音楽を体感する事」と「コンピュータ」って対極に位置しているようなイメージじゃないですか。
コンピュータで作ると体温が通わない機械的な音楽しか作れない。
そんな印象があると思うんです。
でも、それってホントかなって。
僕が思うに、コンピュータもDAWも楽器なんですよね。
ごく最近発明された新しい楽器って言う感じ(笑)
だから、結局は楽器を弾く人次第なんじゃあないのって。
楽器弾く人はわかると思うんですけど、「体をじっとしたまま演奏しなさい」って言われたら演奏できます?弾きにくいですよね。
体動かして、リズムを感じたりしながらギター弾いてみたりドラム叩いてみたりするじゃないですか。
テンポとかキーって「からだで感じるきもちよさ」に直結してます。
弾きながらちょっとずつテンポあげてみたり、キーを変えて演奏してみたりしますよね。
それと同じことをDAWでもしてみたらいいと思うんです。
オーディオデータはテンポ変えたりキーを変えるのはちょっと難しいんですけど、MIDI
データなら簡単に出来ちゃいます。
MIDIデータで録音してみるってのはDTMだからこそできるわけですが
つまり、コンピュータだからこそ、いろんなアレンジを試してみるのが簡単になったという事なんです!
アレンジっていうとコードのボイシングとかリズムのパターンとかそういうことも大切ですが、
- BPM(テンポ)を変えてみる
- キー(調性)を変えてみる
- 拍子を変えてみる
- 音色を変えてみる
みたいな感じで、その他の要素でも色々と試せることがあります。
コードのボイシングを変えるにしてもMIDIだったらコードをループ再生しながらボイシングをエディットしていったりできるのでお手軽でなんですよね~
こういうのってテープやハードディスクレコーダーなどの「空気信号を録音する系」の自宅録音ではできないことです。
第一、めんどくさいから、やろうという気にならない。
つまり、これらはコンピュータだからこそ「やってみようかな」と思えることだと思うんです。
コンピュータにしかできない、コンピュータならできることがあるはずだ。
加持リョウジかよ。
エヴァ好きなもんでね。